三上亮 展 ー由緒なき碗ー

会期:11月5日(火)~16日(土)
時間:12:00~19:00
会場:びぎゃら
    大阪市中央区伏見町2-2-6 青山ビル3F
    TEL&FAX 06-6205-3133
    大阪メトロ堺筋線北浜6番出口徒歩1分
    御堂筋線淀屋橋11番出口徒歩5分
休廊:10日(日)
在廊:5・6日

・由緒なき碗・
乾山の「陶工必用」に習い、焼物にならない土は、無いということなら、
身の回りにあるものを工夫して焼物をつくろう。茶碗は約束事が多い
が定則をふむことで、必ずしも魅力あるものとならないところに、面白
さがあると思う。器が用途をこえて鮮明に人に働きかけるところが、確
かにある。ご高覧、ご批評のほど、お願い致します。
                                   三上 亮

今、作家のこころを占めている『茶碗』。産地もなく土も特定せず、抹茶
茶碗、独自の見所や約束にも拘束されずの茶碗・・・母校での指導や
業務が多忙の中、今回『楽茶碗』も発表出来るとの事です。「由緒あり」
でなく「由緒なき」碗は、ある意味挑戦なのか当然の流れなのか、そして
何を駆使してどんな形で現れるのか―何卒ご来駕賜りますようご案内申
し上げます。
*香合・ぐい吞みなどの蓋物や酒器もまじえての展覧でございます。