彩女会作陶展
会期:4月1日(水)~7日(火)
時間:10:00~19:00(最終日17:00)
会場:日本橋三越本店 本館6階 アートスクエア
出品作家:杉沼里美:泥彩技法は乾燥状態に最も神経をつかいます。
(1993卒) 制作している時、大層な目標を揚げて挑んでいるのではなく、
常に湿度調整のことが気がかりです。
雨季か乾季か、土の乾燥の速度で季節を感じ、試行錯誤して
います。
高木寛子:磁土に下絵付けと呉須の和紙染めを施してから半透明釉をか
(1993卒) けて焼成します。
澄んだ空気の流れるような作品を作りたいと思います。
若林和恵:陶器に上絵具や銀を薄く塗り、焼成する工程表を繰り返し、色
(1993卒) 絵銀彩の器は完成します。
心の中の相反する全てを繋ぎ止め、「器」という小宇宙を形づ
くることで何かを伝えて行けたら、と希求しています。
斉藤裕子:『四季折々の自然や文化を大切にした暮らし』を意識して、作
(1996卒) 陶しています。磁器土に液体顔料で植物のシルエットを施し
更に光沢のある上絵具を使用することで、瑞々しい植物を描
きたいと思っています。
食卓やお部屋を彩る器になれば幸いです。
永田芳美:まっさらな素焼き素地に、息をとめて筆を入れる。
(1996卒) 器に表情が生まれる、その瞬間が好きです。
そこにあるだけで、周りの空気があたたかい雰囲気になるよう
な作品を創りたいと思っています。